へたっぴゲームブログ

へたっぴでも趣味ゲーで楽しみたいじゃん

バイバニラってステータスが高いって知ってました?【ポケモン剣盾ダブルバトル】

こんにちは。

バイバニラですよ、バイバニラ。
お前名前ふざけてんのかって初登場時には思いましたね。

でもいいですよ、なんたって2倍ですからね、2倍強いんです。

というわけで、ふざけた名前と見た目でチェック漏れしがちなバイバニラを整理します。

能力値合計は535!!

ふざけた名前と見た目は、相手を油断させるための擬態です。

能力値の合計は535に達し、御三家ポケモンと同じ能力値帯に属する有力ポケモンと言えます(御三家は520〜530くらい)。

中速帯の優良ポケモンの一角

しかし高い合計能力値の一方、その性能を冷静に検討すると伸び悩みを感じさせられます。

HP 71
攻撃 95
防御 85
特攻 110
特防 95
素早 79

まず気になるのは79という微妙なすばやさです。
といって、この素早さそれ自体は悪いものではありません。

近いすばやさのポケモンを並べてみれば、悪くないステータスであることがわかるかと思います。

すばやさ
ギャラドス 81
ヌメルゴン 80
シャンデラ 80
カメックス 78
ウオノラゴン 75
パッチラゴン 75

つまりはこうしたポケモンと同様に、中速帯ポケモンとして立ち回ることが前提になることを意味しています。
トリックルーム下でも通常状態でも、相手の攻撃を1発受けた後に攻撃を返すのが基本的なムーブになるわけです。

採用率が低い理由

しかしこれらのポケモンたちに比べれば、一歩下がるところがあるのも否定できません。

その要因は複合的なので、一つずつ解きほぐしていきましょう。

耐久指数

まずは先ほどの中速帯のポケモンたちと耐久指数を比較してみましょう。
耐久指数の大きな順に並べ替えてみます。

合計耐久指数
ヌメルゴン 19800
ギャラドス 17005
カメックス 16195
ウオノラゴン 16200
パッチラゴン 14400
バイバニラ 12780
シャンデラ 10800

ご覧の通り、嘘だろというくらい耐久指数が低いのがバイバニラの特徴です。
シャンデラがしばしば[きあいのタスキ]を持たせて利用されることを考慮すれば、バイバニラも似た運用が求められることが想像できます。

技範囲

したがって、中速帯ポケモンと言いながらも相手の攻撃は[きあいのタスキ]がなければ受けられないタイプのポケモンです。

その点でよく似ているのはシャンデラとストリンダーでしょう。

しかし技範囲を考慮すれば、なぜシャンデラの方が採用されるのかがよくわかります。

威力70以上の特殊技のタイプ
シャンデラ ノーマル・ほのお・くさ・ゴースト・エスパー・あく
ストリンダー ノーマル・どく・でんき
バイバニラ ノーマル・こおり・はがね

バイバニラとストリンダーは、技範囲が極めて限定されているため、対策が取りやすいポケモンなのです。
このためたとえ1撃を耐えたとしても、有効打を通せる相手のポケモンが交代され、小さなダメージだけを与えて終わる危険性があるのです。

《ゆきふらし》こそ個性

以上の都合から、アタッカーとしての運用には難があります。
相手のポケモンを削った試合の後半ならまだしも、試合の前半から役割を持てるポケモンではありません。

しかしその一方で、《ゆきふらし》による展開づくりはユキノオーとバイバニラだけが可能な優れた個性と言えます。

あられパーティの始動

それゆえ、バイバニラが最も頻繁に利用されるのは霰パーティの始動要員としてです。

初手で[きあいのタスキ]を持ったバイバニラと、グレイシアやインテレオンなどの「ふぶき」担当を並べます。
相手に天候変化能力がなかったら、[きあいのタスキ]で耐えつつ「オーロラベール」を展開して役割を終えることになります。

また、場合によっては自らも「ふぶき」アタッカーとして立ち回ることができます。
相手がイエッサン♀やサマヨール、エルフーンなど、コンボの起点にはなるものの攻撃力の低いポケモンを含んでいた場合には、ダブル「ふぶき」で1ターン2キルを狙ってくることもあるのです。

霰は応用がきかない

しかし技範囲が極めて狭いという欠点は足を引っ張ります。

晴れパや雨パ、砂パに比べると、霰パは利益を得るポケモンが限定されています。

天候が晴れのときに利益を得るのは ほのおタイプ と くさタイプ です。
ほのおタイプ の攻撃の威力が上昇し、 くさタイプ は《ようりょくそ》や「ソーラービーム」などに利益を受けます。

天候が雨ならば、ほとんどは みずタイプ のポケモンが利益を得ますが、 ほのおタイプ を苦手とする一部のポケモンにとって歓迎すべき状況になります(ナットレイやアイアントなど)。
また《かんそうはだ》を持つエレザードとドクロッグも利益を得られるようになっており、幅広い運用を支えています。

砂嵐については、そもそも砂嵐からダメージを受けないタイプが じめん・いわ・はがね と3種類あり、3タイプのポケモンが利益を受けられることがわかります。

しかし霰は違います。
霰から利益を得られるポケモンは こおりタイプ に限定されます。
《ゆきがくれ》も《アイスボディ》も《ゆきかき》も、 こおりタイプ のポケモンだけがもつ特性です。

それゆえ霰から利益を得られるポケモンだけで、どれだけの技範囲をカバーできるのかは重要な問題です。
そしてこの問題と向き合うとき、バイバニラの技範囲の狭さは重くのしかかることになるのです。

その他の運用可能性

シャンデラに比べれば特攻が35も低く、技範囲も極めて狭いため、《ゆきふらし》以外を目的にバイバニラを採用する理由は基本的にはありません。

しかしまだ検証していないアイデアが残されている以上、検証してみても悪くはないでしょう。

攻撃95は活用できるか

バイバニラのステータスでもう一つ気になるのが こうげき の高さです。

攻撃95はアタッカーとしては不十分ですが、追加効果のある技を使ったり、[じゃくてんほけん]と組み合わせて利用するなら十分な数値と言えます。

しかしここでも技範囲が課題になります。

バイバニラが習得する威力70以上の物理技は

  • ノーマル からげんき・ギガインパクト・だいばくはつ
  • こおり つららおとし

だけです。

信じられないほど狭い技範囲によって、物理型での採用は絶望的という判断が下されます。

支援技も少ない

ダブルバトルにおける補助役としての運用を考えるときにも、物足りなさは否定できません。

優れた変化技と言えるのは「ちょうはつ」「サイドチェンジ」「オーロラベール」の3つです。
しかしこれらの技がバイバニラの採用理由になるというほど希少な技というわけでもありません。

耐久性を上げる「とける」「てっぺき」も習得可能です。
しかし耐久性を上げるなら初めから耐久性の高いポケモンでやった方がいくらかマシです。

さらに相手の能力値を下げたりこちらの能力値を上げたりする技もほとんどありません。
唯一実用性があるのは「こごえるかぜ」くらいのもので、「バークアウト」や「ワイドブレーカー」をもたないため、支援能力にも劣ります。

生存可能なターン数が限られるとはいえ、ランク操作技を2種類から選ぶくらいの余裕は欲しいものです。

夢特性《くだけるよろい》

まだしも可能性があるのは《くだけるよろい》です。

ポケモンの性質上[きあいのタスキ]を持たせることが多いため、1度攻撃を受けても次のターンを迎える可能性が高くなっています。

もしこのとき《くだけるよろい》によって素早さが向上していれば、何らかの攻撃をもう一度放つ可能性が高くなります。

そうして放てる攻撃の技範囲が狭いというのはやはり残念なことですが、2回の攻撃機会があれば、このポケモンでも少なからず勝利に貢献できるかもしれません。

まとめ:目的意識を持った運用を

バイバニラはふざけた名前と見た目とは裏腹に、高い能力値を持ちます。
今作でも採用率は低くはなく、霰パーティの始動要員という役割をしばしば担っています。

しかし弱点の多いポケモンでもあり、対策はそう難しくありません。
まず低い耐久力から[きあいのタスキ]が必要になるため、範囲攻撃を活用しましょう。
また、その主要な役割は《ゆきふらし》にあるため、ダイマックス技などで天気を奪うだけで、その役割遂行を妨害することができます。

したがって、自身のパーティに組み込む場合には、こうした諸点をよく理解したうえで、役割を明確にする必要があります。
もし 単こおりタイプ のアタッカーとしての役割を期待しているのなら、一度グレイシアの利用を検討してみることをお勧めします。